ヘアカットはエジプトが建国された紀元前3000年~300年にエジプトで始まったとされています。石やかき殻などを鋭く砥いでカットやシェービングをしていたそうです。
カットは、「善と悪の精が頭髪に宿る」と言われていた当時、悪を追い出すために始まったため、宗教的儀式として僧侶などによって行われていたようです。
ヨーロッパでのカットのルーツは、紀元前296年ローマ時代、兵士が外征から戻る途中にシシリー島にて、エジプトから移住した理容師と出会い、国に連れ帰ったところから始まったと言われています。中世のヨーロッパでは、理容師はカットや髭のシェービングをしたりするだけでなく、歯の治療や傷の手当てなどを行う外科医も兼ねていました。
日本においては、明治に入ってすぐ、西洋より横浜へ輸入されたのが、カットの始まりです。
その記念に現在の山下公園に「西洋理容発祥の地」の石碑があります。1872年(明治4年)、主に男性に対し発布された断髪令。髷(まげ)に執着しカットを拒んだ男性とは裏腹に、日本の文化に新風を取り入れようと女性の方が積極的にカットをしていたようです。これが女性のヘアカットのはじまりのようです。
現在のようなカット技法になったのは、1960年代。かの有名なヴィダルサスーン氏によって現在も世界中で行われているヘアスタイリングの基本理論が実践、体系化されました。
彼は、ヘアデザインにはカットが重要と考え、研究を重ねカットを理論化し、そして展開図に落とし込むことをしました。ワンレングス、グラデーション、レイヤーなども生み出されました。レザー(かみそり)カットからシザー(ハサミ)カットが中心になったのもこの頃です。また、それまでは乾いた髪をカットするドライカットしていたのを、今ではあたりまえとなった濡れたままカットをするウェットカットを最初に始めたのもヴィダルなのです。
そして現代では、このような基礎のうえに、独自のカット技術を研究、追及している美容師も少なくありません。
アルティファータでは、CHIKAの長年の経験から生まれた、再現性・耐久性・デザイン性の3つを兼ね備えたオリジナルのカット技術を打ち出しているようです。事実、そのテクニックによるヘアデザインで多くのトレンドを生み出してきた実績は、あまりにも有名です。