まっすぐに伸びた枝に集まって咲く、

白くて淡い白桃の花びらが

サロンの雰囲気までふんわりとさせていました。

 

白桃1

白桃2

 

ちなみに、桃の実の旬は夏ですが

桃の花は春の季語です。

ただ、 ”桃の花” を詠んだ和歌は少なく、

当時は ”花” といえば ”桜” というイメージが強かったようです。

 

その中で、万葉集で詠まれた一句を見つけました。

”春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つ乙女”

奈良時代の歌人、大伴家持(おおとものやかもち)が詠んだものです。

 

春、桃の花がいっぱいに咲き美しく照らされた庭で、その木の下にたたずみ花に見とれる少女。

そんな情景が浮かんできますよね。

季節を言葉で楽しんだ歌人たちの、表現力に脱帽です。